引用元:macaroni
前記事の最後にちょろっと触れました「募金だけでご飯を食べれるレストラン」について。
Lentil As Anything
といいます。
「レンティル」とは日本語でレンズ豆。インドから中東にかけてよく食べられている平たい豆です。(上の写真の豆です)
ちなみにコンタクトレンズなどのレンズという言葉はこの豆の形から来ています。
これぞほんとの豆知識🤐
「アズ エニシング」は、日本語で何にでもってニュアンス。つまり「何にでもレンズ豆が入ってますよ」っていう屋号です。ベジタリアンレストランっぽいですね🥗
このレンティル、現在はメルボルンに3店舗あります。
実は筆者、オーストラリアに来る前からレンティルのことは存じておりました。
アナザースカイです。
元シンクロ選手の青木愛さんが番組内で紹介されていたんですが、料金システムが「自分が払いたいだけ払う」という斬新なものでした。まさかこの店の常連になるなんて思ってもみませんでしたが笑
(動画の13:30~15:30あたりで紹介されています)
先ほど3店舗あるといいましたが、個人的におすすめはシティから電車で20分のアボッツフォード店。おそらく青木さんが行っていたのと同じ場所です。
バイキング形式で、メニューは日替わりで6種類
ここのスタッフさんたち、なんと皆さんボランティアなんです!募金だけで運営してるので当然といえば、まぁ当然なんですが。
路上パフォーマンスにどんどん投げ銭をする文化もそうですが、こういう見返りを求めないところ素敵だなと思います(´ω`*)
盛ってみました。
おかわりも自由です。もう一度言いますが、これが募金だけで食べられるんです。もう飢え死にする心配はありませんw
味も普通に美味しいです。
あくまでもベジタリアンフードなので好みはあるかと思いますが、普通のレストラン並みのクオリティです。女性には嬉しいチョコケーキや、日本では高価なキヌアのサラダなんかもありますよ。
番組内で青木さんは$40も募金していました!
が、それはやっぱりテレビだからかな、と思います(笑)その人の気持ち次第なのでいいんですが、この記事を読んで下さっている皆さんのハードルを上げないために書いておくと、実際は小銭だけチャリンと募金箱に入れて帰る人が大半です。
それに、余裕がない人は無理に募金しなくても大丈夫です。番組でスタッフさんが働いて返してもいいって言ってますしね。(本当に可能かは謎ですw)
あと、筆者がこのアボッツフォード店が好きな理由は食後にあります。
まずはレンティル横のオーガニックカフェでコーヒーをテイクアウトし、芝生広場でぼーっとします☕
元修道院だったらしい立派な建築
オーストラリアらしいユーカリの景観
ワライカワセミの鳴き声
自分を取り囲むのは日本では味わえないものばかり。
天気がいいと至福のひとときです🌞
敷地裏には小川が流れており水辺を散歩できますし、動物に餌付けできるファームや小さなブドウ畑なんかもあります。ローカルのファミリーやお年寄りのご夫婦がちらほら見受けられ、のどかな雰囲気が漂っています。
最後に
レンティルはメルボルンにお住まいの方にはもちろん、観光で来られる方にも訪れて頂きたいスポットです!
ネットの観光案内やガイドブックにはあまり載っていませんが、寄付というユニークな形で流行りのベジタリアン料理が食べられて、周囲では自然に溶け込んだ生のオージーライフを見ることができます。電車でも貸し自転車でもシティから20分です。
是非足を運んでみて下さい。