テーマパークにサーフィン、土ボタルなど、ゴールドコーストの観光を一通り堪能した方には是非釣りをオススメします!
ボートで沖に出てカジキマグロを釣りに行く人もいれば、陸からでもマダイやヒラマサなどの大物が狙えます。内陸に張り巡らされた水路ではクロダイが釣れたりと、ゴールドコーストの海は手軽に釣りを楽しめる街としても有名なんです。
筆者自身あまり釣りをする方ではなかったのですが、最近「The Spit」という好釣り場を見つけてからすっかり海釣りにハマってしまいました。釣りだけではなく、釣ってきた魚を捌いてシェアハウスのみんなと料理するのも楽しいです(^^)
ワーホリや留学でゴールドコーストに来られている方、特に車を持っていて少し遠出できる方には超絶おすすめしたい釣り場「The Spit」。海釣りの始め方の解説も含めてご紹介します。
もくじ
The Spitの場所
サーファーズパラダイス方面からサウスポート方面に向かって国道2号を走り、Sundale Bridgeの手前でシーワールド方面へ右折。そのままシーワールドを通り過ぎ、半島の先まで行った場所にあります。
無料駐車場とKioskがありますが、ここでは餌や釣り具は売っていないので事前準備してから向かいましょう。
駐車場奥のラウンドアバウト。右は堤防、左は遊歩道に繋がっていて、どちらからでも釣りができます。
堤防・・・タイやアジが釣れる。ただし根がかりしやすい地形なので、干潮時にゴロタの先まで出てキャスティングするのがおすすめ。
遊歩道・・・岩が大きく足場は安定。ただし堤防よりアタリが少ない気が。クサフグ多め。
年中釣れる魚はヒラマサ、カワハギ、カサゴ、マダイ、クロダイ、そして意外と美味しいスズメダイ科のオヤビッチャなど。夏場はアジも釣れます。
黒い縞に背中が黄色いのがオヤビッチャ。こいつが一番かかります。
釣りを始めるにあたって必要なもの
竿・・・筆者はKmartの$25の竿(伸縮タイプ、リール付き)を使ってます。初心者ならこれで十分かと。
重り、針・・・同じくKmart製。
仕掛け・・・オヤビッチャの入れ食いを味わいたいならこちらの仕掛けで。釣具屋で買いました。
ハサミ、ナイフ(活〆用)、クーラーボックス・・・ハサミとナイフはステンレスなら何でもOK。クーラーボックスもKmartが安い。
餌・・・スーパーの鶏肉。
これだけあれば一先ずオッケーです。全部で$70ぐらいでしょうか。
ヒラマサ狙いなら餌はイカ(ガソリンスタンドに併設されているCOLES Expressで売ってます)をご用意ください。
オススメの釣具屋→Sporty's warehouse
コンディションは事前にチェック!
天気・風・・・iphoneアプリでチェックしています。
風は10km/h以下が理想です。浮きが波に飲まれて当たりのタイミングを逃すということが少なくなります。風向に関しては、南から南東風なら仕掛けが海側に流れていくので根がかりしにくいです。
潮の満ち引き・・・こちらから満潮と干潮の時間を調べることができます。
The Spit周辺は堤防から10mぐらい先までは浅く非常に根がかりしやすいので、干潮時に岩場の先まで出てキャスティングした方が根がかりを防げます。
またあくまで目安ですが、干潮から約2時間、満潮から約2時間経った時間帯を釣り用語で「上げ3分、下げ7分」といい、魚の活性が上がって一番釣れやすいと言われています。
根がかり対策と好釣果を狙うという意味合いで、潮の動きは事前にチェックすることをお勧めします。
まとめ
QLD州は有難いことに、NSW州やVIC州のように釣りをするのにライセンスを必要としません。
そんな中The Spitは年中通しての好釣り場。岩が多く根がかりしやすいのが難点ではありますが、事前に干潮の時間を調べておいて、できるだけ沖からキャスティングすれば問題ないでしょう。
魚影の濃さから初心者でも釣りやすく、オーストラリアに住む私たち日本人には嬉しいアジや、高級魚ヒラマサが泳いでいるなんてワクワクしませんか?釣り道具もKmartで安く手に入るので、ゴールドコーストの観光名所を制覇した後は是非釣りにも挑戦してみてください。